• AR CITY / MULTIDEVICE EXPERIENCE

    日本初のARクラウドアプリケーションの「AR City」は当初はiPad向けアプリでした。その後「複数人同時体験」という点が多くのイベントや企業様の目に留まり、複数種類のデバイスで体験可能なように複数プラットフォーム向けに移植が行われました。この移植を通してUI/UXの違い、マルチデバイス対応のむずかしさの知見を深めることができ、「Conekton」というMESON独自のフレームワーク作成の発端ともなりました。

  • Importance of multi-device support in AR experience

    MESONが開発したARクラウドアプリケーション「AR City」は当初iPad向けに開発されていましたが、その後様々なイベントや企業様からの依頼により、Nreal LightとMagic Leap1向けに移植されました。現状、市場的にはまだまだARプラットフォームが安定しているとはいえず、環境に応じて適切なプラットフォームが選べるように対応してくことが重要だと考えています。

  • Challenge for implementing cross-platform functionality

    マルチデバイス対応、特にモバイルAR/グラスARそれぞれの対応の違いは大きいためむずかしいものでした。その大きな違いは『ディスプレイという制約があるかないか』というUI/UXの点です。ディスプレイという制約は制作者側も使用者側も把握しやすく扱いやすいものです。一方、ARグラスでは空間全体が体験エリアであり、ディスプレイのような制約はありません。この点をどう移植するかというのが一番苦労した点でした。

  • Birth of Conekton

    移植が難航したのはUI/UXの違いだけではなく、各ARプラットフォームごとに異なるSDK(Software Development Kit)への対応がありました。iPad向けにはすでに作られている機能であっても作り直さないとならない機能もたくさんありました。MESONではこの経験を活かし独自のフレームワーク「Conekton」を開発しました。Conektonはこうしたプラットフォームの違いを吸収し、効率的にプラットフォーム横断で開発が行えるAR向けフレームワークです。現在MESONではこのConektonを活用し、各ARプラットフォーム向けにすばやく対応できるようになっています。

  • Credit

    SERVICE PLANNING & DESIGN AND DEVELOPMENT: KENT KAJITANI ・ YUKI KOBAYASHI ・ KAZUYA HIRUMA ・ MATHILDA ・ YUKI HOMMA ・ ARISA ITO

MESON IS A MULTIDISCIPLINARY TEAM OF CREATIVES AUGMENTING HUMAN EXPERIENCES AND POSSIBILITIES WITH SPATIAL COMPUTING TECHNOLOGY.