PORTAL BY TOCCAは、PORTAL BY JOSEPHに続いて展開された体験型ARファッションショーです。 ファッションブランド「TOCCA」の2019AWカプセルコレクション「SNOWFLAKE WALTZ」の世界観を表現したARファッションショーを、iPadを通じて鑑賞することができます。ARの質感や立体感、演出や動きと連動させるように、フォトグラファー長田桂太氏によるPORTAL独自のデジタルの世界観を表現しています。
PORTAL BY TOCCAは、PORTAL BY JOSEPHに続いて展開された体験型ARファッションショーです。 ファッションブランド「TOCCA」の2019AWカプセルコレクション「SNOWFLAKE WALTZ」の世界観を表現したARファッションショーを、iPadを通じて鑑賞することができます。ARの質感や立体感、演出や動きと連動させるように、フォトグラファー長田桂太氏によるPORTAL独自のデジタルの世界観を表現しています。
宝塚歌劇団宙組トップ娘役の星風まどかさん、そして遥羽ららさん、天彩峰里さんをイメージして制作されたファッションブランドTOCCAのAWカプセルコレクション「SNOWFLAKE WALTZ」のイメージを踏襲しながら、PORTAL独自のARの世界観を開発していきました。
人が裸眼でモデルを見る時と、iPadによるARの世界でモデルを見る世界は異なり、その差分を埋めるためにあらゆる方法を模索しながら撮影を行います。写真は2Dであっても、影や立体が表現されてるように私たちの目は認識しますが、3Dのモデルは、立体ですがなぜか平面的に見えたりすることがあります。3Dの場合は人の目が「これは立体なのか?」と認識するポイントが機材やアプリケーションなどの現時点で異なる技術的な問題や、レンダリングや合成などの製作時間やコストとのバランスの問題もあります。
今回の撮影では「SNOWFLAKE WALTZ」の世界観を維持しながらも、あえてスチール撮影で平面的に見せながら、2Dと3Dの差分を埋め、違和感や不自然さがないように撮影を行いました。完成したスチールの作品もプロトタイプのようにも見えながらもどこか未来感がある独特の世界になっており、スチールだけでは完成しないデジタルの拡張性を感じさせる仕上がりになっています。
ARの世界は無限で未知の世界ですが、人が豊かになるための希望でもあります。美しさや品位の定義を兼ね備えたまま、「こうしなくてはいけない」「こうあるべき」という方法や手段の概念を排除し、あらたな方法を受け入れ、挑戦していくことが重要と考えています。
Service Planning & Design and Development: Kent Kajitani ・ Yuki Kobayashi ・ Kazuya Hiruma ・ Jun Ito ・ Mathilda ・ Yuki Homma ・ Tomoaki Kuroko
Creative Direction: OSSA MONDO A&D LIMITED - Mami Osada / Keita Osada
Photography: OSSA MONDO A&D LIMITED - Keita Osada
VideoGraphy: BLINK Films - Masafumi Kashi